現在の国際事情概観 石油とか中東とか中国とか
ついつい、最後までお風呂の中で読んでしまった。
だいたい、知ってることだったけど、現在の石油価格下落含む国際事情を概観するのによい。この人は、歴史的な視点がおもしろい。
石油とマネーの新・世界覇権図――アメリカの中東戦略で世界は激変する
- 作者: 中原圭介
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/08/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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以下、メモ
- 現在の中東はイランVSサウジアラビア、シーア派対スンニ派の宗教戦争
ヨーロッパの30年戦争、ウェストフェリア条約 - ロシア、ベネズエラをはじめ、資源国、新興国の凋落
- アメリカの影響力、やっぱりすごい。金融政策とかシェール革命やイラン融和や中国包囲網など戦略の転換
- 日本に対しては楽観的。エネルギー価格の低下で実質所得増える。
また、この本も現在のアメリカの格差をギリシャの都市国家とかローマとか 唐とかから説明して面白かった。